4月27日(土)夜のお食事交流会(という名の飲み会)in居酒屋楽園久留米

★参加費¥5,000 ★開催時間19:30~★定員まで残り3名(事前のお申込み必須です)
★会場『居酒屋 楽園 久留米』福岡県久留米市東町33-9 鷲崎ビル1F 西鉄久留米駅より徒歩3分一番街アーケード入り口を左へすぐ

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【第三の人生】85の章:激突!悪意を抱いた勘違い親子の末路

【第三の人生】
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*登場人物*

・萬里→主婦でお役目持ち。現在タチの悪い親子と対戦中

・モミちゃん→女子プロスポーツ選手。霊の収集癖があるが今回のは一体どこで拾ったんだろう?!

 

 

黒い親子が

モミちゃんの背後に迫っている

 

モミ「萬里さん!二人の顔が鬼みたいな

般若みたいな顔に変化しだしました!!

もう殺意しか感じません!」

 

萬里「おまえらいい加減にしろ!

その子に手を出したら絶対許さん!!

あんたらの親子関係の問題、その子には

全く関係ない話。世間を恨んでも

その抱えた気持ちは膨らむばっかりで

なにも解決せんやろ!

今のうちに早く天に帰りなさい!」

 

母「なぜおまえの言うことを聞かなきゃ

ならんのか?おまえら世間が

私たち親子の関係をダメにしたんだ!」

 

とばっちりもいいところ

こんな理不尽な理由でモミちゃんの命を

ダメにするわけにはいかん

 

萬里「おまえらのその敵意を

その子に向けるなら生まれ変われなくするぞ!

地獄に落ちることになるけど

それでもいいんか?」

 

得意の脅しにかかってみた

 

母「息子を守れなかった悔しさを

おまえにもわからせてやる!

どうせ地獄に落ちるなら

この女もろとも行ってやるわ!」

 

あ、開き直った

ほんとムカつく!!!

 

瞬間、前にH氏が言ってたことを

思い出していた

 

『生きた人間に悪意を向けたり

命を取ろうとする霊達のことを

悪霊と呼びます。そういう者達は灰にします

そうすると、生まれ変わることはできず

地べたを永遠に這いずり回ることになります。

俗に言う地獄に落ちると言うことですね。』

 

親子がモミちゃんに飛びかかろうとした

 

萬里「まずいっ!」

 

とっさに瀧琥に命令していた

萬里「モミちゃんのところへ行って

あの親子を灰にしてこい!!!」

 

モミ「あー!!!

瀧琥が体当たりしました!!」

 

その瞬間親子は砕け散った

本当の意味で砕け散った

 

モミ「パラパラと灰になっていきます!」

 

萬里「すごい!瀧琥!!!」

 

瀧琥の主人でありながら、瀧琥のすごさを

まだ把握しきれていなかった

自然霊並みにすごい力持ってんのね

(*´ω`*)

 

萬里「モミちゃん、身体は大丈夫?」

 

モミ「あちこち痛くて重かったんですが

身体は軽くなりました、筋肉痛みたいな感じは

残ってます。死ぬかと思いましたw」

 

萬里「だよね、時間かかりすぎたね

あんなの来てたら身体の負担かなり大きいと思う

塩舐めてみて!」

 

モミ「おいしい!味は普通です!」

 

萬里「完全に終わったみたいやね。よかった!

結局萬里と言うより瀧琥の活躍だったけどw

あんなやつ来てたから、しばらく身体どうかある

と思うけど時間おいて様子見てみて。」

 

一件落着

これが初めて萬里が遭遇した

『悪霊』と呼べる存在

 

昔騙された悪坊主の手先も

みんなそうだったけど

萬里が遭遇した悪霊はこれが最初で最後

この件から随分時間経ってるけど

まだ悪霊らしき者には出会っていない

 

殺人を犯して刑務所に入っていた殺人犯

出所した時に殺された人がおぶさっていた

と言う話も聞いた

 

殺された瞬間にその殺人犯に

恨みを抱いたんだろう

『取り殺してやる』

そんな気持ちが伝わったそうな

そんなことしなければ天に帰れたはずなのに

転生することを諦めてまで

恨みを晴らしたいそんな霊も

殺されたにもかかわらず悪霊と呼ばれる

 

でもやっぱり世の中に

悪霊はそうそういないのだ

テレビでよく見かける悪霊祓い

割と普通に頼ってきた訴えのある霊を

追っ払おうとしてたりするんよね

 

本当のところ

生きた人間って死んだ人間よりも

ずっと勝手なんですよ

コメント

  1. まえぽん より:

    モミちゃん…超人なの??

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