〜スピリチュアルルーム:座談会〜

7月24日(日)テーマはフリーの座談会!

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【第一の人生】66の章

【第一の人生】

*登場人物*

・萬里→20代前半の頃を回想中(この頃萬里は夜の街で働き始めていた)

・K美→萬里中学校の時からの友人(クイーン オブ ビッチ)

・中やん→萬里高校の時の同級生(仲の良い男友達の中の一人)

・セイちゃん→次にK美が目をつけた男性(萬里弟の友達の兄ちゃん)

 

 

 

萬里はある日

夫婦喧嘩の末

離婚するつもりで

子供を連れて家を飛び出た

 

何も考えず、

本当に勢いだけで

身を寄せるところもなく

お金もない状態

 

結婚している時は

お金も管理され

交友関係も制限されていたので

相談したり、急に

泊めてもらえるような

友達の連絡先があまりなくて

 

ちょうど近所で働いていた

高校の時の友達伝いで

同級生の協力が得られた

 

高校の時の男友達「中やん」

一人暮らしの家に
転がり込んだ

 

特に男女の関係はなく
元々男同士のような間柄

 

中やんは留守がちだったので
結構、子供とゆっくり過ごせた

 

全く気を遣う必要もなく

ご飯も食べさせてくれたり

電話もお風呂も勝手に

使って良いと言ってくれる

 

かと言って文無しでは

人の家に長居するのも心苦しい

この頃萬里は

食べるために夜の街へ働きに

行く決心をしたのだ

夜の仕事へ行く時は

中やんは
子供の寝かしつけもしてくれた

 

中やんは仕事とは別に

『ネットワークビジネス』も
やっていて
一人暮らしなので

ビジネスメンバーは
この家によく集まる

 

酒を飲みながら

みんなで騒ぐ事もあった

K美を一度誘ったこともある
彼氏と同棲までしているから
断るであろう前提で

誘ってみたのだけど
すんなり出て来て

誰よりも楽しんでいた

 

萬里はりお君に悪いな

とも思ってしまった

 

萬里「誘ったものの

あんた彼氏大丈夫なん?」

 

K美「あ~、りおは

萬里と一緒って言えば
安心してなんも言わんし、

細かく聞いてこないから。」

 

え?!

萬里都合よく使われてる?
これバレたら、萬里は共犯者やんDocomo108

 

まぁ、萬里も家出の身で
これ以上

中やんに迷惑もかけられんし
巻き込むのも申し訳ないので

バイトで日払いをしてもらい

少しは現金を手にしたので
中やんの家からは、

ある程度で引き上げることにした

 

あ、この後しばらく

車上生活ねw

 

その次の週、

K美から電話が・・・

K美「萬里が

中やんの家から出てったやん?
その後、中やんの家に1人で行って
なんかそんな雰囲気になって

やっちゃった~♪
中やんは萬里より

私を選んでくれたんだ〜♪」

 

その報告は

すでに中やんから聞いていた・・・

そもそも、中やんと萬里は

お互い男同士としか思っていない

 

中やん、割と遊んでる方なので

「簡単にやれる女が

勝手に家に来ただけ。

あんな女と何回もやる気にはならん、

変にハマられたら

一番めんどくさいタイプや!」

的確な判断で笑った

 

中やんに対しての心配は

特にないが
さすがに呆れた

 

でも、
ひとつ解った

 

今までK美は常に

萬里に張り合って

自慢できる男を

モノにしたいと思ってる
対する男にとっての

一番の女になることを
望んでいたんだ~って

 

張り合い方が少し

間違ってると思うけど

 

彼女の中では抱かれることが
一番愛されてると感じる

時間のようだ

競う気のない相手(萬里)と

勝手に競い合ってたんだ・・・

とりあえず

その後のことは
もう知らなくてもいい
しばらく好きにさせとこう

どうせこの調子なら

りお君とは長く持たないと予想

 

その数か月後
「りお君と別れた」とだけ
K美から報告があった。

 

りお君と別れたあとも

K美は好き勝手
遊んでいたんだろう

 

そして

数年過ぎ

また不意に連絡がある

 

K美「私、最近気になる人がいて
付き合いたいけど、

きっかけがなくて
どうしたらいいと思う?」

 

唐突に始まる

 

萬里「どこの誰よ?」

 

K美「実は中学の時から
いいなぁって思ってた人。
頭が良いから別の中学行って
アメリカに留学してた。

私の三軒隣の家の人なんよ」

 

萬里「え?私知らん人?」

 

K美「〇〇ちゃんのお兄ちゃんよ

セイちゃんって言うと。」

 

〇〇ちゃんは、

萬里の弟の同級生で
かわいらしい

サバサバしてて気さくな子
うちにも

よく遊びに来たりしていた。

 

萬里「へぇ~、ていうても

○◯ちゃんは知っとるけど
そのセイちゃんは

萬里は知らんし面識もないやん
どうしろと?」

 

K美「〇〇ちゃんから伝えてもらうか
手紙書くから渡して欲しい。」

 

萬里「あ~そういうことね。

はいはい」

 

てか、よく考えたら

そのセイちゃんはK美ん家の三軒隣

自分で渡せばいいのに

なぜ萬里が

渡しに行ったのかは覚えてない

 

とりあえず手紙を渡して
その後なんとか

うまいこと付き合う事ができた

 

そしてK美は必ず付き合う相手を
萬里に紹介する
どうやら自慢したかったらしい

なぜか

たいていのK美の彼氏は

萬里をすぐに信用する

K美にとっては

それが都合良かったようにも思う

だけどK美は彼氏と萬里が

直接連絡取れるような
状態は作らせない

別にK美の彼氏なんか

取ろうとは思わないのに・・・

 

今までのように

いざこざは多かったが

1~2年ほど付き合い

結婚までこぎつけた

もちろんK美はガッツポーズ

 

ところが結婚して、

一緒に住み始めて
喧嘩が絶えないと

度々相談してきたが

どう聞いても
『そりゃ、家に帰りたくなくなるわ・・・』
と思うヤキモチの酷さだった

 

そんな中、

K美は子供が欲しいとしきりに言う

彼はまだ子供は欲しくないと言う
K美が子供を欲しがるのは

『子供は勝利のしるし』だからだ

子供ができれば

『彼は私のもの!』が

確定的になると思っていた

 

子供が欲しいのに

叶わない時

それを埋めるために

K美は『猫』を飼う

なんか子供とペットが

同じ扱いだし
道具的な感覚に見えた

 

これからまた

しばらく連絡が無かったが
幸せな時を過ごしていると思っていた

 

昔からいつもそう

連絡がない時は

自分が幸せな時ふふっ。

 

 

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