4月27日(土)夜のお食事交流会(という名の飲み会)in居酒屋楽園久留米

★参加費¥5,000 ★開催時間19:30~★定員まで残り3名(事前のお申込み必須です)
★会場『居酒屋 楽園 久留米』福岡県久留米市東町33-9 鷲崎ビル1F 西鉄久留米駅より徒歩3分一番街アーケード入り口を左へすぐ

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【第二の人生】59の章:毎日謎解きなのはH氏も同じ

【第二の人生】
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*登場人物*

・萬里→お役目持ってる主婦の萬里は、最近「活源会」という氣の勉強会に参加してます。目的はほぼH氏と会うこと。

・H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)萬里を一人前にするために奮闘していますが、喋らなさすぎて何をどうすればいいか分からん毎日。

・ちいさん→治療院の先生サクヤさんの奥様。最近様子がおかしくなる、感が強いということなので、そういうことなのかな・・・。

・ミナちゃん→自称ピン霊能者。子供の頃から1人で霊対応してきた!誰とも手を組まない!というプライドの持ち主。先輩風ふかせ、だいたい萬里には上から目線。

 

 

ちいさんは

うずくまったままの姿勢で

なんだか苦しそうにしている

そして、自ら身体を

起こせないらしい

 

萬里、

どうしていいのか分からず

なんで呼ばれたのか分からず

ただ、黙って見ていると

H氏のつぶらな瞳から

発射される視線が痛い

 

なんだろ?無言の圧力?

萬里に『GO!サイン』

出してる気がする・・・(-。-;

 

ん~、

ちいさん苦しそうだし

萬里も背中を

さすってあげようかな

 

活源会(氣の勉強会のこと)で習った

『氣』の使い方も

ここで活かせるのかもしれない?!

 

ここは、

お母さんの『手当て』のつもりでね

 

静かにちいさんの背中を

さすりはじめると

H氏からなにやら

説明がはじまった

 

H氏「今、ちいさんの身体に

女の子が来ています

どこか高い場所に居て

降りられずに泣いてます。」

 

すぐに、

そのイメージが

萬里の頭に飛び込んできた

女の子は、

すごく怯えている

どうしたらいいんだろ?!

 

ひとまず

危ないところから

おろしてあげないと!

 

イメージの中で

女の子を抱きかかえ

泣き止むまで

ヨシヨシしながら

不安を取り除いた

 

そして

天から注ぐ光をイメージしながら

この光の先へ帰るよう

言い聞かせると

フッと消えた

 

H氏「もう大丈夫ですよ。」

 

ちいさんの両手を握っていた

ミナちゃんは

サッと手を放した

 

萬里は、

まだうなだれているちいさんが気になって

背中をさすり『氣』を出すイメージをしてみた

 

それがどう作用したかは

分からないけど、

数分もしないうちに

ちいさんは普段通りに戻った

 

なんだかよくわからないが

ひと段落したようだ

 

これから勉強会なので

詳細は後ほどということに

 

勉強会に参加して

H氏から供養してもらい

何度も繰り返し

霊の対応をしていくことで、

自分が持っている氣と

その使い方が少しだけ

分かってきたような気がする

 

氣は人に触れて

はじめて効果がわかるようだ

 

でも、今回の勉強会は

初めての体験

解散して、みんなが帰ったあと

今日の出来事はなんだったのか

聞いてみた

 

H氏「なぜ女の子が

そこに居たのかはわかりませんが

切りだった崖の岩場で

泣いていたんです。

 

ミナちゃんは、

その子の手を引っ張り

無理やり引きずりおろそうと

しました。

 

ちいさんの両手を

強く引っ張っていたのに

気が付きましたか?」

 

萬里「はい、ちいさんの手を

度々ギュッギュッて

自分の方に引っ張ってました。」

 

H氏「それで余計に恐怖感を

与えてしまい

降りてこようとは

しなかったんです。」

 

萬里「でも、

なんでちいさんは

あんな状態になったんですか?」

 

H氏「ちいさんの身体を借りて

訴えてきたようです。」

 

萬里「ちいさんってそんな力が

あったんですね?!」

 

H氏「いえ、

私が出会ってから

初めてのことなんで

私も戸惑いましたが

この先こういうことが

何度も起こると思います。」

 

萬里「それで、

ちいさんの身体は

大丈夫なんですか?

耐えられるんですかね?

だって、

萬里が身体に入られた時って

熱出したり、しばらく後ひいたり

きつかったですもん。」

 

ちいさん「それが何ともないんよ~」

 

H氏「萬里ちゃんとは

また別モノみたいですね。

現時点では私にも

これからどうなって行くのか

まだよくわかりません。

でも、今日

萬里ちゃんの能力の

この先の成長に確信が持てました。」

 

萬里「はい?なんか特別な事

やった覚えはないんですけど?!」

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