まえぽんのホラー体験をお届けしてます( ´ω` )/
前回からの続き!
キャンプ場から公民館に会場を移し、眠れない子どもたちにせがまれた大人は、さっきまで居たキャンプ場に纏わる怖い話をし始めた…
「むかし、むかしの話しね…」とお兄さんが話し始める。
隣同士でピッタリと体を寄せ合う子、お兄さんにくっついて話を聞いている子…みんな、大判のバスタオルを掛けて耳を傾ける…
「キャンプ場があった村に〇〇さんと〇〇さんという人が住んでいました」
〇〇さんは、その村の有力者の息子。
もう1人の〇〇さんは、貧しい家の娘さんだった。
2人は恋に落ちて、互いに将来を誓い合った…
でも、その時代は身分の違うもの同士の結婚は認められない。
有力者の息子である〇〇さんは、なんとか両親を説得して、2人の結婚を許してもらおうと思っていた…。
そんなある日…その息子の婚約話が持ち上がる。
話の真偽はわからなかったけれど、貧しい家に生まれた〇〇さんは絶望して、その日、行方不明になった…。
激しい雪が降りしきる村の夜…
村人たちは集まって、その女の人の行方を探した。
その中には彼の姿もあった。
彼は雪のふりしきる中、みんなと離れて、山の中へ入っていった。
その途中、揃えられた草履と木に掛けられた女物の着物を見つけた彼は、「〇〇さんはこの奥に入って行ったに違いない」と思って、ひとり山の奥へ消えていった。
村人たちは、男がいなくなったことに気づいて、みんなでふたりを探してまわり、木に掛けられた女物の着物と草履を見つけ、さらにその奥を探してみることにした。
雪の上には、草履、男の着物が点々と脱ぎ捨てられていた。
それを辿って探したが、とうとう、ふたりを見つけることはできなかった。
その日からというもの、その村では、雨の降る夜、雪の降る夜には決まって
男の声「〇〇さぁーん」
女の声「はあーい」
女の声「〇〇さぁーん」
男の声「はあーい」
と呼び合う声が聞こえるんだって…。
震え上がる子どもたち…質問攻めに合うお兄さん…
「どうして許してもらえないの?」
「ふたりは死んでしまったの?」
「死ななくてもよかったのにね」
「村を出ちゃえばよかったのに」
そんな子供たちの声の中、まえぽん、「えっΣ(゚д゚lll)」ってなってたよね。
だってね、あの激しい雨音の中で聴いた声が呼びあっていた名前は、お兄さんが話してくれた「それ」だったんだよ((((;゚Д゚))))
怖い話をするつもりで、そんな凝った仕掛けをしたとも思えず、まえぽんが聴いた声は若い男女だったし…
もし、みんなが聴いていたなら、その場で「ぎゃあ!」って騒ぎになるだろうし…
まえぽん、誰にも言えないし、眠れないしで、朝が来るまでぼんやりした…。
ただ、その体験は深く刻まれてしまったよね…。
まさか、自分がそんな体験するなんて思ってないしさぁ。
子ども心に、身分の違いで結婚を許してもらえないことに怒りを覚えたし、可哀想だと思った。理不尽だなぁって。
今、不倫とかで大問題になったりするくらい自由に恋愛できてしまうけれど、時代が時代なら、恋愛ひとつでも命懸けだった。
ことと次第によっては、殺されても仕方ない時代があった。
女性にとっては不遇な時代も長かっただろう(;∀;)
ある意味、良い時代に生まれてこられて良かったなぁー。
たとえ、魂に刻まれた哀しい過去があったとしても、この時代に生まれたなら、その時の哀しいをリベンジできるチャンスなのかもしれない。
あの時の悲恋を繰り返さないために…
あの時、成就できなかった思いを成就するために…
あの山に入ってしまったふたりは、成仏できているかなぁ…。
生まれ変わって幸せになってくれていたら嬉しいのにな(´д⊂)
まえぽんのホラー体験でしたm(_ _)m
※皆さんのホラー体験もお寄せくださいっ♪
☆自分では解決できないホラー体験は、祈祷師に出会ってお任せっ!←萬里さんにコラ( “ºДº”)ノ `-‘ ) ペシッってされるよ、まえぽんww

☆眠れない夜を過ごしてたりしない?霊的な睡眠の意味や意義を祈祷師の視点で聴いてみよう(*´꒳`*)

↓ついでにどれでもバナーをポチッと!応援ご協力していただけたら嬉しいです(^人^)
コメント