4月5日(金)心身健康底上げワーク/夜開催

月に1回だとしても何もしない人よりも確実に不具合は減少します。
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【第二の人生】91の章:幽体離脱のことを我々は浮遊と呼びます

【第二の人生】
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*登場人物*

・萬里→主婦でお役目持ち。幽体離脱→幽体浮遊って知ってる?

・H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)幽体浮遊は日常茶飯事。浮遊のプロ

 

 

 

どこかで

想いを抱えたまま

成仏できない人達

身体は無いのだから

自らこっちへ来てくれても

いいようなもんだが

 

その場所から

離れられず

遠くからコンタクトを

取ってくる者も

少なくない

こういう霊達を世間では

『地縛霊』と呼んでいる

 

萬里達の認識としては

どれも一緒なんだけど

 

彷徨える者たちが

萬里達を呼び出すと

身体から抜け出て

その場所へ駆けつける

という作業が

お努めの中に含まれている

 

萬里達が浮遊と呼ぶ

この現象は

世間では『幽体離脱』と

呼ばれている

 

これは、

特別な人間だけのものではない

実は寝てる間に

誰にでも起こっていることだ

ただそれを『夢』だ

と勘違いしたり

身体から抜け出た

という認識がないだけの話

 

現に萬里も

子供の頃からその現象を

『夢で見た』と思っていた

 

分かりやすく例を出すならば

『デジャヴ』が

それにあたると思う

 

もう話が長すぎて忘れちゃって

一度話したかもしれない

内容なのだけど

 

『デジャヴ』は誰でも

一度は経験した事が

あると思うんだな

 

初めて来たはずの場所なのに

『あれ?この景色

見たことあるような

気がする?!』

 

友達と会話していて

『あれ?この会話

前にもしたような

気がする?!』

 

これは浮遊の時の記憶が

蘇った瞬間ではないかと

思っている

 

浮遊は

生身ではない分

光の速さで移動できる

それは遠い場所だけでなく

過去や未来の場合もある

その時の記憶が

脳の深いところに残り

ふとした時に

シンクロして蘇る

 

ただ浮遊をした日の朝は

熟睡した気がせず

寝たにもかかわらず

疲れている

 

時々抜け殻のように

『ボ~ッ』とする事も

みんな経験のある事だろう

 

起きているのにもかかわらず

抜け出しているって時もある

 

不思議な話なんだけど

中身(幽体)が身体から出てても

普段通りの生活ができる

 

ただ、

注意力が落ちたり

人の話が頭に

入ってこなかったり

会話が噛み合わなくなったり

ちょっと信用に

かかわる事態に

なってしまったりもする

 

これは気を付けたい

 

萬里らはこれが

当たり前のことになっている

起きている時に

抜け出る原理はわからない

 

急に引っ張られ

呼ばれた時に

意思とは裏腹に

幽体が身体から抜け出て

しまう事が多々ある

 

H氏が瀧虎に

呼ばれた時と同じように

意識が飛ぶほどの

眠気に襲われることも。

 

許される時間なら

身を任せ

そのまま堕ちて

眠りに入る事もある

 

これも修行の一つ

慣れるまでには

また面白い経験を

いくつもするのだ

 

常に、

目が覚めたら

浮遊の記憶を

整理するように

って言われた

だけど、

これに関しては

未だにできていない

 

だって、起きてすぐ

お母さん業は始まるし

ゆっくり書き留めたり

思い出したりする前に

動き出したら忘れてしまう

 

ある晩、眠りに落ちて

気が付くと

萬里は現代ではない風景に居た

目の前に石の鳥居がある

 

その鳥居をくぐり

境内へ入ると

着物を着た女の子が

ちょこんと座っている

 

会話の中身は覚えてないんだけど

振り向くと

なぜかサクヤさんが居る

もう、女の子の姿は無く

なにか色々と

サクヤさんと喋っていた

 

次の瞬間目が覚めた

 

あれは何だったんだろう?

 

H氏曰く

最近サクヤさんは

不安定でボ~ッと

していることが多いから

彼も中身が出て

フラフラしているのかも?!

誰にも聞かれないところで

誰かに愚痴を

聞いてもらいたかった

んではないかな・・・

 

だからといって

わざわざ

サクヤさんに聞くことも

確認することもしてない

 

もしかして

本当に愚痴があったら

萬里がまた聞かないと

いけなくなるしね

 

この浮遊の意味は

分からないまま

 

この現象で

萬里らのような人間だけでなく

誰もが浮遊していることが

明らかになったというお話

 

実は普段からみんなと

浮遊でバッタリ

会ってんのかもしれない

 

( ^∀^)

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