4月27日(土)夜のお食事交流会(という名の飲み会)in居酒屋楽園久留米

★参加費¥5,000 ★開催時間19:30~★定員まで残り3名(事前のお申込み必須です)
★会場『居酒屋 楽園 久留米』福岡県久留米市東町33-9 鷲崎ビル1F 西鉄久留米駅より徒歩3分一番街アーケード入り口を左へすぐ

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【第三の人生】6の章:大好きな友達も何かしら霊に左右されている

【第三の人生】
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*登場人物*

・萬里→主婦でお役目持ちは、生きてる世界での修行を新たにし始めている。生きた人の相談は、K美で懲りてるとこもあるんだけど、死人も生きた人も同じ人間だもの。

・ユカり→萬里がずっと一緒に遊びたい友達ベスト10に入る2つ上のネェさん。心の病気から身体も壊してずっと連絡付かずだったけど、少し調子良くなったみたい。元々感が強く「霊アンテナ」が感度高め。

 

 

ユカり行きつけの

BARが入るビルの供養が済み

『自分はこんなことが

できるんだ?!』という

驚きと共に

 

この夜の街の凄まじい

マイナスエネルギーの

浄化と供養は

もしかしたら萬里の役目

なのかもしれないとも思った

 

なにせ昔

働いてましたからね〜

悪坊主の名残もあり

強い縁が

できてしまってる感は

否めません

 

ユカり「今

借りようと思う店舗の

候補が二つあるから

一緒に見に行って

くれんかな?」

 

萬里「ユカり、

病気は完全に治った

わけではないんやろ?

接客業で

ましてや経営者とか

今の状態で大丈夫と?

新しく始めるとなると

ストレスからは

逃げられんよ?」

 

ユカり「うん、大丈夫。

薬は飲んでるけど

今は落ち着いてるし

お母さんの店のお客さんも

分散させることができるから。

 

お客さん多くて

お母さんの店に入れなくても

こっちに来てもらえば

帰してしまう事もなくなるし。」

 

萬里「う~ん、

客入りも心配なくて

安定してるのなら

経営面では

いいんだろうけど。

もしまたユカりが

発作起こしたりした時は

どうすると?

それが怖いんだけど・・・。」

 

ユカり「そんな事態に

ならんのが一番いいんだけど

もしもの時は

すぐ来てくれるように

お母さんもお姉ちゃんも

近くにいるから大丈夫よ!

やっと自分で何かやりたいと

思えるようになったとこやし

もう今しかないもん。」

 

萬里「そういう事なら

応援するよ。

だけど、通常の環境よりも

見えない面では

リスクが高い場所だって

ことは肝に命じておいてね。

健康な人でも

心身やられる可能性が高い

場所なんやけん!」

 

ユカり「うん、

分かってる!

その辺のことは

萬里がいるから心強いよ。」

 

萬里「いつ店舗見に行くのかは

また連絡してね。」

 

ユカりの希望の日の昼間に

検討中の店舗を覗きに行った

 

この店だけは絶対ダメ!という

場所(ビル)は萬里も

事前にある程度は把握している

 

1軒目、ビルの入り口で

ユカりは言う

ユカり「広くて比較的

家賃が安いから

候補としてあげてるんだけど

相当気合入れないと

どうしても

ここから入る勇気がでない。」

 

萬里「え?

その時点でダメだろ?!

実際このビル自体の

店舗が埋まってない上に

家賃が安いのには

それなりの理由があるはず。

まぁ、せっかく

来たことだし一緒に

中まで見てみよう。」

 

う~ん、

やっぱりどこを歩いても

空気の流れが悪く

昼間だから人気がないのに

なんだかガヤガヤしている

 

萬里「あの世の人達にとっては

大繁盛の店になるやろね・・・。

やっぱ生きた人間向きの

場所ではないよ。」

 

ユカり「やっぱそうよね。

ここはやめて

もう一軒の方にしよっかな。

一緒に見に行こう。」

 

萬里「ユカりさぁ、

自分の感に

従えばわかるやろ?」

 

ユカり「そこがね~、

病気してから

あんまり分からんのよ。」

 

萬里「それならそれで、

そっち系は萬里もなんとか

できるようになったから

いんだけどね・・・。」

 

次の候補の店舗へ足を運ぶ

 

さっきの店舗よりはマシ

まぁ、そもそも

この飲み屋街自体

いい場所なんかない

 

最高にいい場所を探すこと

自体無理な事なんだけど

他に比べればまだいい

といえるくらいの場所なら

なんとかある

 

ただ、

この次候補の店舗の裏は

ホステスの間では

『絶対一人で通ってはいけない』と

言われる公園

 

この公園を横切ればかなりの

近道になるコースなんだけど

 

レイプ事件や首つり自殺

傷害事件、殺人事件と

あらゆる犯罪が起こる場所

 

昔々この公園は

動物園だったのだけど

今はその面影なんか

まったくない

 

この公園から流れてくる

暗い空気がとても嫌

 

ユカりはここに決める!と

言ったんだけど

今日見た二店舗以外に

候補となる空き店舗は

なかったのだろうか?

 

ユカり、感が鈍ってるとはいえ

やはりこの空気は

感じ取っている

 

ユカり「新規オープンの

準備が出来たら

萬里、お祓いに来てくれる?」

 

萬里「それはもちろん!

ユカりの予定が大丈夫な日を

教えてくれれば時間空けるね。

 

最低一晩、本当なら24時間

その間は人を一切入れては

いけなくなるから

日程は差支えない日で

吟味してね。」

 

それから

屋祓いは滞りなく済ませ

ユカりのお店は盛大に

オープンした

 

ユカりの人柄と友達、

お母さんのお店の常連さん方で

大盛況

 

安心した

これからはユカりに

会いたいと思えば

ここに来れば会える

このまま元気に

やってくれるといいな

(=´∀`)

 

 

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