〜あの世の小窓座談会〜

11月22日(日)テーマはパワーストーン
パワーストーン好きなら知っておいて欲しい
過去の罪を清算するには?・何が罪に当たる?

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【第一の人生】25の章:夜の蝶は引退して昼の世界に戻ります

【第一の人生】
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*登場人物*

・アンナ←萬里の源氏名(夜のママ業もうすぐ引退)

・萬里母←天然で最強(長年のDV被害者だがそうは見えない・根性がある)

・武社長←萬里をスカウトする、とある会社の女社長

 

心臓バクバクの余韻残る中、

昨夜起こった出来事と

ケーキがダメになってしまった事、
死ぬかもしれないと思ったこと、
怖くて眠れなかったこと、

母親に矢継ぎ早に話した。

 

母「怪我もしとらんとやろもん?

んなら、死んどらんけん良かったやんね、

ケーキは犬にやれば

喜んで食べるけん気にせんでよか!」

 

・・・さすが母親

いや、たしかに生きてますけどね、

ケーキの事より、

萬里の心配をして欲しかったんですよ・・・。

まぁ、天然なのか

プラス思考なのか、

よぅ分からんのですが

こんな人なんです。

 

母の一言で、冷静になった。

ひとまずニュースに出る結果に

ならなくて良かったわ

 

もちろん次の日、お店に出勤しました。

店内では、すでにアンナ伝説の人になっていました。

 

アンナ「うん、とりあえず大きなネタ確保はした。

けど、アンナを置き去りにした二人!

次あんなことあったら、

真っ先に二人を差し出すけん覚悟しとけよ怒り

 

二人焦り泣くネコ

 

 

祈祷師として

色々進化・経験してきた今、

この出来事を思い返し

「ん?」と思った事なんだけど、

『あ!あの時の包丁女のあの目は

何かが憑いてる目だった!
アンナが死人の相手できる人間だって

憑いてるヤツが気付いて

操ってたんだ!

だから、他の誰でもなく

アンナに直行で向かってきて

何かして欲しいって

訴えてたんだな・・・。』

 

今の萬里なら、

もっと違う対応ができたかもしれないが

もう二度とあんな状況には

巻き込まれたくないものである。

 

アンナ引退まで、およそ1週間、

だいたいアンナは、

勢いで動く習性があり

勢いで動いて、

結果を出してまた考えるの繰り返し。

夜の店を辞めることは決めてても

次の仕事は決めていない・・・。

 

数々のスカウトはあったが、

アンナの就活については

ひとまず置いといて、

最後までアンナに付き合って働いてくれる

まいとくみの事を

きちんとしてあげないといけない。

 

給料のことや辞めた後のこと、

くみは自分のお客様を連れて
他の店へ移動するよう計らった。

まいは夜のバイトは辞めて

元々やっている仕事一本の

普通の生活を送る。

大晦日まで

一人でもやりきるつもりだったから、

二人が居てくれるだけで

気持ちは晴れやか。

『こんな泥沼の底みたいなところにも
温かい人が居るもんなんだー』

と何年もやってきた夜の世界の最後に

最大の労いを頂くことができて感動き

泥水飲んでよかった~。

この仕事から得たものは

色々な面でとても大きい。

 

大晦日・・・。

アンナがお店を辞めると言った

1ヶ月前からこの日まで、

マスターは一度もお店に顔を出さなかった。

 

最後まで嫌なヤツ、

最後の最後になんの礼儀もない、

で終わったL.Sのマスター。

 

大晦日にしては

それなりに満足のいく売上で夜の街から

サヨナラできました。

 

 

昼間の職探しの前に、

少し心身を休めたく
息子とまったりしたり、

遊びに行ったりと
しばらくは何もしなかった。

 

けど、時間が経つにつれ

どうやって生活する?!って

不安が襲い始める。

 

そんな時、夜時代に

「一回話だけ聞いて!」(←怪しいやつ)

としつこくて、

一度だけ付き合いで

話を聞いたことのある

女社長から連絡があった。

萬里が夜を引退した話を聞きつけ、

スカウトの電話・・・。

 

女社長のお名前は「武さん」

女社長の売り物は『美顔器とダイヤ』
いわゆるマルチまがい商法。

ここでみなさんお間違いのないように
マルチ商法は合法ですが
マルチまがいは悪徳です、

ネズミ講に近い空気もありました、
紛れもない悪徳商法の会社。

 

まず、美顔器とダイヤという

組み合わせも繋がりも

よぅわからん

 

夜の街でできた人脈に目を付け、
『営業ウーマン』としての

スカウトだった。

 

武社長は女性だが、

現在社員は男性しか居ないらしく、

ここで一発

即戦力の女性が欲しかったようだ。

 

萬里、全くやる気はない

萬里は基本自分が良い!と思うものしか

売ることはできないと思っている。

 

萬里「私営業は絶対できません。

接客業だったから、営業が向いてるとは

限らないでしょう?

それに、興味がないものを

人に勧めることは、余計にできません。」

 

しかし武社長は諦めない、
武「美顔器も事務所にあるのを

タダで使っていいし、

使ってるうちに良さが

わかるかもしれないでしょ?

 

『ん〜、自分がその状況で

流されなければ、事務の経験は

今後なにかとプラスになるかもなぁ』

 

実はL.S(夜の店)には、

武社長と同じ商品を売る

それぞれが独立した

枝分かれ会社の社員が

通って来ていた。

 

彼らの話を聞いて、

一点の曇りもない悪徳商法で

短期間で人騙してボロ儲けし、

早々に倒産させる手法だということは、

知っていた。

 

悪に加担するような気もするし、

人を騙すことも嫌。

しかし、当面のお金は必要だもんなぁ・・・

 

この時萬里は27歳

(30歳までにもう一度結婚する

という夢はまだ諦めていない)

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