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【第一の人生】26の章:昼職スカウトされたのはいいけど・・・

【第一の人生】
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*登場人物*

・萬里←まだ自分の能力を自覚してない。夜を辞めて昼間の仕事を探してる。

・武社長←美顔器とダイヤ販売会社の女社長(見た目派手、儲かってます感タップリ。ベンツ乗ってて、今度ポルシェ買うとか言う。)

 

 

昼の女に戻った萬里は、

すぐに岐路に立たされる。

 

「会って話を聞いて!」と

萬里には断る理由などない時期だと

武社長は知っている。

武社長に押され、仕方なく

会って話をすることに。

 

うちの商品はこんなに素敵なの!

って話は前にも聞いた。

 

武「私、藤原○香ちゃんのファンなんだけど、

彼女もこれ使ってるから、あんなに綺麗なのよ!」

 

『萬里は藤○紀香にそれほど興味ない』

 

武「ダイヤは女なら一つは持つべき物!

ほら、ウチはダイヤだけを売るから

後々何にでも加工できるし、

婚約指輪や結婚指輪でも、ネックレスでも

子供に残す形見にも財産にもなるのよ!」

 

『いや、それならゴールドバーの方がいい』

 

しまいにゃ、自分の通帳まで見せる

 

武「見て見て!私の通帳!

ほら、最初は10万も入ってなかったのに、

毎月増えてってるでしょ?

それも50〜100万単位で!!

で、一年も経たないうちに一千万超えたんよ〜!

この商品を売ることによって、

みんなも自分も幸せになれるのよ〜!」

 

『いや、もう、余計に怪しいし。』

 

萬里「そういう問題じゃないんですよ。

物売りは出来ないと言ってるんです。

必ずしも、毎月確実に決まったお金が

入るわけではないんでしょ?

頑張り次第では稼げるという話なんでしょ?

私は毎月決まったお金が入ればそれでいいんです。

ある中で生活するための計算さえできれば。」

 

武「一応売り上げられなかった場合の

保証はしてるのよ。他の会社ではやってない

私独自のやり方なんだけど、

0だと営業のモチベーションも下がるからね。」

 

萬里「それはどういうこと?」

 

武「その月売り上げられなくても、

最低8万は給料保証してるの。」

 

萬里「あぁ、そうなんですね。

売ることできないっつって、

それだけもらうのも、私は嫌なんで。

仕事するからには、

ちゃんと認められる仕事したいし。

中途半端は嫌いなんで、

営業はできないと

初めから言ってるんです。

やる気もないから。」

 

武「ん〜、じゃ、どんなだったらいいの?」

 

萬里「いや、そもそもなんで私なんですか?

社会経験ほとんどないし、

他にもいるでしょうよ。」

 

武「いやね、その萬里ちゃんの

はっきりした性格が好きなのよ。

自分をちゃんと持ってるし、

真面目だし、そういう人なら安心して

人が付いてくると思うのよ。

萬里ちゃんみたいな人と一緒に

仕事できたら心強いなぁって思ってるの。」

 

『おいおい、結局営業目線じゃん・・・。

自分の下につけたいだけじゃん、

結局、儲かんのあんたじゃん?!

ネズミ講じゃん!!?』

 

萬里「私、武さんの事自体よく知らないし、

そう言われたからといって

はい!あなたの元で頑張ります!とは

言えないですよ。

 

営業はやりたくない!と言った上で、

他の会社にはない、

武さんの会社だからこそできる

そこで働くメリットが

何かあるんですか?

絶対武さんの会社で働くべきだ!という、

アピールポイントは?」

 

武「ん〜、営業に関しては

十分働くメリットあるんだけど・・・。

だったら、現時点では事務員がいなくて、

営業の人間が全てやってるから、

営業の負担を軽くするために、

事務員としてならいいでしょ?」

 

この言葉の裏には

事務をしながら

徐々に営業へ移行してもらう
という魂胆があると予測できる。

 

萬里「事務員?

じゃ、今まで居なかった事務員の

やるべき仕事内容はなんですか?

時給は?」

 

武「時給は900円出す!

(当時の時給としてはかなり高い)

保険はつけられないけど。

アルバイトで、いいから。

みんなが出勤する前に事務所開けて、

すぐに仕事に取りかかれるように

掃除とか今まで私がやってた事とか、

営業の補助は

みんなとやり取りしながら

進めてくれたらいいから。

ねっ!ねっ!お願い!」

 

求人見てたけど、

そんな時給くれるところは

一つもなかった。

 

どう見ても紛れもない

悪徳商法なんだけど

事務員ならそれに加担している

という気持ちは少しは和らぐ。

 

萬里「本当に事務員なんですね?

私が未経験だということは承知の上で

言ってるんですよね?」

 

武「自営業してたんでしょ?

だったらすぐに対応できると思う。

本当に事務員でいいから!

来てから覚えてくれればいいから!」

 

武社長の下でガッツリ働く気は無い、

この会社が長く栄えるとも思えないし。

 

とりあえず、

次の仕事が決まるまでという
気持ちで事務員として働くことにした。

とりあえずにしては時給バリ高いしね。

 

購入者には申し訳ない気持ちもありつつ、
ここでの事務職メイン業務は、

電話番と売上管理と、

購入希望者のローンを審査へ出すまでの

ローン用紙を書かせる事。

 

やるからには、自分の仕事は

きちんと責任持ってやる!

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