4月27日(土)夜のお食事交流会(という名の飲み会)in居酒屋楽園久留米

★参加費¥5,000 ★開催時間19:30~★定員まで残り3名(事前のお申込み必須です)
★会場『居酒屋 楽園 久留米』福岡県久留米市東町33-9 鷲崎ビル1F 西鉄久留米駅より徒歩3分一番街アーケード入り口を左へすぐ

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【第二の人生】73の章:いつの間にか越えていた

【第二の人生】
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*登場人物*

・萬里→主婦でお役目持ち、修行中。やっと、ついに、悪坊主の術から逃れることができました!

・H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)いつも冷静です、というか冷静でなくても顔に出ない人みたいです。毎晩浮遊でパトロールしてます。

 

 

 

萬里は、

少しまた聴覚が敏感なようだ

 

お布団でウトウトし始めた頃

日本語ではない言葉で

男女が怒鳴り合ってるのが

聞こえ始めた

 

『あ~、誰か喧嘩してる・・・。』

と思ったその時

『バーーーン!!!』と

叩きつけるような

大きな音でビクッと目が覚めた

なんだか

心臓がバクバクしている

 

H氏へ問い合わせる

 

H氏「それはまさに

喧嘩でカッとなって殺した。

の状況でしょうね。」

 

萬里「あ、どうせまた

助けられないやつですね。」

 

この前の男の子の件もあり

犯罪、事件に関係するような

事態にはクールな反応を

見せるようになってしまっていた

 

どうせ助けられない・・・。

 

萬里「ところで、

今回聞こえた声って

中国語のような言語に

聞こえたんですけど?

全く何言ってるか

分からなかったし。」

 

H氏「萬里ちゃんが

前世で中国人だったこともあり

これから

萬里ちゃんの所には

日本に渡ってきて

日本で亡くなった

中国の方々も尋ねてきます。

 

中国の方に限らず

大陸出身の外国の方々は

当たり前に来られますが

言語ではなく心で会話するので

言葉はちゃんと通じますから

安心してください!」

 

萬里「また初耳ですけど・・・

なんかいつの間にか

ワールドワイドに

なってませんか・・・。」

 

H氏「実は、

私が初めて萬里ちゃんに

会った時、視えていたのは

今の段階にくるまでには2~3年

かかるという先視えでした。

 

でも実際には、

はるかに速い

2~3ヶ月でその段階まで

到達してしまいました。

萬里ちゃんが

人の1年を10倍の速さで

生きているような流れです

 

それだけ私達のような人間が

早急に必要とされる世の中に

なってしまったんですね~。

 

それと、萬里ちゃんは

すでに悪坊主の力を

超えてしまったので

背中の穴は元に戻っています。」

 

萬里「ホントですか?!

術解けたってこと?!

やったー!!!

悪坊主に勝った!!!」

 

H氏「時々、

耳障りな鈴の音が

聞こえると言われてましたよね?

実は、浮遊で萬里ちゃんの

様子を見に行ってた時に

悪坊主に何度も遭遇しました。」

 

萬里「え?悪坊主

ウチに来てたんですか?!

家の中まで?

それ不法侵入でしょ?!

気持ち悪いっ!!!

 

てか、もう何年も

経ってるのに

萬里の様子を

伺いに来てたんですか?

ムカつく!!!」

 

H氏「はい、

色々と気になる事が

あったんでしょう。

私は坊主と直接対決するつもりで

様子見に来てたのもあるんですが

すいません、私も萬里家に

侵入してしまってました。」

 

萬里「まぁ、いいんですけど

できれば来るときは

教えてほしいです、

萬里よくパンツ一丁で

居たりするので。」

 

H氏「あ、そのへんは

気を遣ってますから大丈夫です。」

 

萬里「どう気を遣うのか

よくわかりませんが・・・。

その事実知ったんで

多分これからは

H氏が来たんじゃないか?!って

敏感に反応すると思います。

 

で、悪坊主は

何をしてたんです?」

 

H氏「私、

捕まえようと思ってたんです。

決着つけるつもりで

でも、やはり

妙に術を使うのが上手いようで

一定の距離を保って

追っても追っても距離が

縮まらないんです。

 

申し訳ないです、

捕らえる事ができなくて。」

 

萬里「いや、

H氏が見守ってくれてたのは

ありがたいです。

悪坊主は、

かなり悪どいんですが

確かに能力は長けていました

もしかしたら、

先々萬里が

こうなる事がわかってて

善の立場の敵になる可能性も見て

先手打って潰すつもりで

術をかけたんじゃないですかね?!」

 

H氏「そこまで詳細は

分かりませんが

可能性としてはありますね。

だから、長年浮遊で

監視してたのかもしれませんし。」

 

十数年苦しんだ坊主の術から

やっと解放された

 

ここまでどうやってきたのか

わからないくらい四苦八苦だったが

急激に上がる高熱からは

解放されるのではないかな♪

 

H氏「術が解けたのと

瀧虎が現れた事で、

これからは、

萬里ちゃんの半径1m以内に

霊達は立ち入ることが

出来なくなりました。

これまでとはまた違う形で

安心して供養を行えるように

なりますよ!」

 

霊の対応をするにあたり、

この状況の

どこらへんが安心できるんだろう?

 

護衛(瀧虎)がついた

霊が身体に入ることがなくなった

それに加え

近寄れないという事は

確かに肉体的負担は減るかもしれない

 

耐えられる=受け入れの枠が増える

 

増えたり減ったりの

繰り返しなんだけど

 

プレッシャーは

確実に毎回増えているではないか・・・

(。-_-。)

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