*登場人物*
・萬里→主婦でお役目持ってます。夢で会った女性に実際に会いました!仲間ができそう!!
・H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)萬里をこの道に引きずりこんだおじじ←活源会に来る人たちからはこう呼ばれている。
・ちいさん→サクヤさんの奥様。感があるそうで、現在萬里の修行の助けになってくれてます。
・理妃(りひ)ちゃん→ちいさんが職場で出会ったそれらしき女性。初顔合わせをセッティングされたけど挙動不審。
H氏「まだ
会った事のない人に
事前に夢で会う事って
普通はあまりないですもんね~。
でも、私たちは
結構ある事なんですよ
浮遊で会いに行くんです。
これから
実際に会う人だけでなく
浮遊で会って
お付き合いしていく人達も
居たりするんです。
姿を見るだけでなく
会ってなくても
その人の不調が
自分の身体に飛んで
来たりもしますよ。」
萬里「ほら、またぁ。
それ、全然いらない
情報なんですけどぉ~!」
H氏「すいません
これからそういうことも
出てくるかと思いまして。」
萬里「はいはい。
ひとまず
今回のその人と会う目的を
教えてください。
何も知らないままだと
どの話を
どこまで話していいのか
分からないし。」
H氏「萬里ちゃんと
同じ役目を持っている
可能性のあるお方です。
ここまで辿り着くのに
どうも強制的な縁を感じるので
今回お会いする機会を
取りつけてもらったのは
私自身もお会いして
実際に確認したいのです。」
萬里「え~?!
なんかワクワクする!
ちいさんは
どうやって知り合ったと?
同じ部署?同僚?」
ちいさん「うちの
会社デカいやん?
だけん同じ会社でも
階が違うと知り合う機会って
ほとんどないんよ。
度々食堂みたいなところで
見かけてはいたんだけど
急に声かけられてそれから
話すようになってね。」
萬里「へぇ、
なんて話しかけられたと?」
ちいさん「それがさ
『あの~、
分かる人ですよね?』って。
唐突すぎるやろ?
ビックリしたけど
私もその言葉で何のことか
分かったけん『はい』って
言ってしまった~。」
萬里「あぁ、
こっち系の人ってことね。
人見知り無しの萬里でも
よう言わんわ~、
その子すごいね。」
ちいさん「そうやろ!
で、休憩のたびに
色々話しよったら
なんかありそうな気がしたけん
H氏にそのこと話したら
『すぐに会いたい』ということに
なってね。」
萬里「なんかそれ、
萬里の最初の時と
似てるね。という事は
萬里の仲間かな?!
期待してしまうわ~!!!」
H氏「おそらく
そうだと思うんですが。
やはりお会いしてみないと
確認ができないのと
もし本物なら、早急に
お役目を受け入れて
いただこうかと思います。」
萬里「萬里と
会った時はH氏も
大変な時でしたもんね~。
萬里は受け入れるのに反発して
時間かかりましたが
感が強いからと言って
何の自覚もないのに
そんな事実突きつけられて
人によっては
すんなり受け入れられるもの
なんですかね?」
H氏「自覚は
あまりないと思いますが
ちいさんの話を聞く限り
萬里ちゃんと同じく
能力者の元を尋ねてたり
縁があったりするようですし
私が思う人物の可能性が高いんです。
この方はそんなに手こずらない
とおもいます。」
萬里「なんかその言い方、
萬里が凄く手こずったように
聞こえるんですけど・・・」
H氏「気にしない、気にしない。」
萬里「でも、
この人が受け入れてくれたら
H氏も少しは楽になれるんですか?
もちろん萬里も。」
H氏「ん~。
少しは楽になれるかな・・・
とか甘えた考えは持てませんが。
萬里ちゃんとも
また担当が違うと思うので
大まかに分担はできたとしても
こなす量は変わりなくですかね。」
まぁ、これに関してはなんでも
過度に期待はできないし
自分でやれ!が基本なので
楽することなど
考えちゃならんけど
とにかく楽しみ
当日はサクヤさん宅にて
ちいさんH氏、萬里でその人が
来るのを待っていた
萬里はテーブルに座ったまま
その人が入ってきた姿を
真正面から見た
やはり3日前に
夢で会った人だった
初対面だけど
初対面の気がしない
彼女の名前は『理妃ちゃん』
極度の人見知りとのことだ。
たしかに緊張と
挙動不審な様子が伺える
(≧∇≦)ぷぷっ!