〜あなたに見えない世界:あの世の小窓座談会〜

3月27日(水)
今回は“自然に隠れた妖精の話”
お茶とお菓子をいただきながら、不思議な話と疑問質問にお答えします!

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【第三の人生】93の章

【第三の人生】

*登場人物*

・萬里→主婦でお役目持ち。今、生き埋めになった方々の苦しさを知らされているところ。

・ちいさん→治療院の先生の奥様。感が強い、今回はどこかで拾ってきた炭鉱職人を萬里に移動させた。

 

 

土の下から探し出した彼らは

皆抱き合って喜んでいる

 

よかった

 

けど人数が増える分

萬里の肉体の負担は大きなものになる

 

萬里「ちいさん、熱が出てきたかも。

心臓バクバクして頭が痛い

呼吸ができない。

自信なくなってきた・・・

今みんな揃ったから一緒に天に帰す

イメージしてくれる?」

 

ちいさん「うん、わかった。」

 

萬里「みんな見つかって良かったですね。

もう思い残しはないでしょう?」

 

さっきまで土にまみれ汚れていた彼らは

晴れやかな顔で綺麗になってる

 

男性「ありがとうございます。

本当にありがとうございます。

奴らの家族にもちゃんと顔向けできます。」

 

天に昇れば家族は皆

再会することができるんよね

 

彼ら「早く家族に会いたい。

こんな形で命を落として待っている家族には

本当に不憫な思いをさせた。

本当にありがとうございます。」

 

全員で頭を下げて

暗い穴ぐらから、明るい光の中へ消えていった

 

萬里「ちいさん、終わったよ。」

 

ちいさん「うん、すごい光が見えた!」

 

萬里「しかし、あんなに責任感強い

リーダーの元で働いてた人達は

安心して仕事できてただろうね。

今の時代でもあんな人っているんだろうか?」

 

ちいさん「今はねぇ、人の関係自体が薄くなって

しまってるから、なかなかいないだろうね。」

 

萬里「萬里もあれくらい人を想える

人間にならんといかんな。

てか、全身痛いのも呼吸ができないのも

生き埋めになった人達の苦しみみたい。

あれはキツかったろうな、

即死じゃないところが酷。」

 

ちいさん「そうやね、炭鉱の仕事も

命がけやったんやね。

全て家族のためやろうけど、

時代よね〜。

ヨイトマケの歌を思い出したよ。」

 

萬里はヨイトマケの歌を知らなかった

この出来事があって

初めて聞いたけどこの出来事と重ね合わせて

なんか胸が苦しくなった

 

時代が違えば

心持ちも違うのかもしれない

あ、今がダメってことじゃないですよ

誰かのためになりふり構わず行動を起こすって

犠牲心半端ないし

すごく気合と心が要ることなんだなって

萬里にできるだろうか?

って考えてただけです

 

そんなこんなで

この人数を一度にこなすと

その後の後遺症みたいなもんが

かなり長引きます

 

呼吸の浅さとあちこちの痛み

熱はそれほどなかったけど

腕の筋肉痛は彼らを掘り起こした

肉体労働の余韻

イメージや浮遊で活動してるのに

きちんと肉体に症状として出るのは

やっぱりキツイし慣れない

( ;´Д`)

 

今回来られた方々は

やっぱり三池炭鉱から来られたようでしたが、

久留米まではるばる想いを寄せてきたのは

やっぱり萬里がその地域あたりまでと、

成人男性の担当だからみたいでした

 

近隣でなくても

向こうからすれば「この人でないといけない!」

ってご指名があれば対応は絶対

 

人気者だと喜んでる場合ではない・・・

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