*登場人物*
・萬里→主婦でお役目持ち。大仕事一旦終えましたが、その後の方が長い道のりだった( ;´Д`)
・H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)だいたい真顔でおかしなこと言う。
萬里「∞とは?
( ゚д゚)」
H氏「以前
浮遊で萬里ちゃんの掌に
∞の文字を書いたの
覚えてますか?」
萬里「はい、
山登りの修行の
羅○寺の入り口でしょ?」
H氏「はい、
あれは、これから∞に
活動していくことを
表していました。
萬里ちゃんにとって
『8』という数字は
色々な意味での
『末広がり』
お役目もやるべきことも
覚えなければいけない事も
無限大。
そして、これから
供養をしていかないと
いけない霊達の数も
無限大です。」
Σ(゚д゚lll)
萬里「なんで今その話?
どれくらいの霊達の数か?
を聞いてるんですよ?」
H氏「はい、
だから無限大(∞)です。」
((((;゚Д゚)))))))
萬里「はいはい、
もう腹決めてますから
何言われてもやりますよ。
やりゃいいんでしょ。」
多少投げやりにも
なりたくなる
一応結界は完成している
ようなので今後は
何をしていくのか?
『少しづつでも
できる限りの霊達を
供養して天に帰す』
↑
ひたすらコレ
毎日ではないけど
行ける時は結界の中に入り
出来るだけ経文を読むことにした
先日の攻撃を考えると
ビビりはやっぱある
残る霊の数を
少しでも減らしたい
娘が快適に
過ごすためでもあるし、
霊達に対して
不憫に思うところもある
それにこれは
萬里にしかできない事
だからね。
毎回、
自作の御守りを持参し
その中へ呼び寄せ
封じ込める作業も
合わせて行う
『このお守り、無制限に
収集可能なんだけど、
実際この場所で
どれくらい霊達は
この御守りの中に
入ってるんだろう?』
一時保育の間
送り迎えの際、
少しずつ
霊を回収し続けて
入園式当日
いつもより
長時間園内に居る事に
なるので念の為
また、御守り持参です
園長の長いお話の間、
周囲の目を気にしながらも
御守りを両手で握り
ほんの一瞬目を瞑り
『この御守りへ入りなさい!』
と心の中で呟く
実はこの霊収集のための
御守り
霊が入ると手の中で
モゾモゾ、カサカサと動く
収集したお守りは
年末にお焚き上げで
まとめて供養するので
保管用の箱を
自宅に置いている
H氏がいつか言っていた
同様に収集した人形(ヒトガタ)を
箱に入れておくと
捕まえたカブトムシが
夜中箱の中で動き回る時のように
『カサカサ、カサカサ』
聞こえることがあるという
御守り(ヒトガタ)に入る霊について
理想を言えば
霊から頼られて自発的に
入ってくれることだ
人形(ヒトガタ)や
萬里の御守りに入った霊は
心穏やかに安心して
天に帰るのを待つことができる
しかし、
安らぎを求めて
彷徨う者ばかりではない
「入ってくれ!」
とお願いしても
反抗的な奴いるし、
逃げ回る奴らもいる
人を取り殺す程の
悪意を持って
いないのであれば、
御守りに封じ込めてしまうと
後の作業が少しは楽になる
だから、
多少『脅し』をかけたり
『強制』することもある
あ、この手法は
決して一般的ではなく
萬里流のやり方ね
入園式も無事終わり
収集した御守りを
H氏に持って行った
この収集御守りに
どれくらいの霊が
収集されているのか?
入園前も
あんだけ頑張ってきたし
かなり減ってると思う
(=´∀`)♪
自分がどの程度の力を持って
自分が作る御守りの効力が
どれほどのものなのか
この数秒間で
どれくらい収集
できるものなのか?
自分の中の
基準と実力を知りたいな♪
なかなか
自覚するところまで
到達しないからね、
そんなのは
できる人に
甘えりゃ良いんだ♪