*登場人物*
・萬里→主婦でお役目持ち。今目の前にいるみっちゃんの顔がおかしくてたまりません。
・みっちゃん(男)→萬里の高校の先輩だけど、なぜか4つ年上w
・H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)萬里の人生のキーマンです。だいたい真顔でおかしなこと言う。
ふと、
みっちゃんの顔の横に
みっちゃんと
同じ顔が並んだ
顔は同じなんだけど
なんだか様相が違う?!
突然、何かが見え始めた!
その姿、
眉毛は麿状態で
烏帽子をかぶり
お公家さんのような
着物を着ている
そして、続けて
送られてくる映像は
大きなお庭で
蹴鞠や踊り遊び
女性に囲まれ
何不自由なく過ごす
暮らしぶり
『ん?これは
何が視えてるんだ?』
と思いつつも
とにかく笑いが出る
(≧∇≦)
みっちゃんとの会話を
続けながら色々考えた
考えてはみたものの
なにせ初めてのことなので
答えは出ない
結局H氏にその場で
問い合わせる事にした
みっちゃんの
ふざけた顔写真を撮り
H氏へ送信
『この顔の横に視える
同じ顔はなんなのか?』
H氏「それは、
紛れもなく前世です。
平安の頃のようですね。」
萬里「え~!!前世?!
何か意味ありげですね。
萬里には前世も視えるんだ~?!」
H氏「はい、
ちょっと今は
時間がないので
サクヤさんの治療院で
お会いした時に
話しましょう。」
萬里「わかりました〜♪」
萬里「みっちゃん!
みっちゃん!
萬里、視えてたみたい!」
みっちゃん「なにが?」
萬里「みっちゃんの前世!
平安の頃の金持ちみたいよ!
お公家さんって言うんかな
毎日遊んでる姿が視えると。」
みっちゃん「お~!
すごいね~!
昔遊びすぎたツケで
今世はこんな生活
だったのかな?!」
萬里「ん~なんか
H氏から意味ありげな
返事だったから
今度詳しく聞いとくね。」
今までもあったような
感覚だったけど
確定的に
『何か意味のある映像だ!』と
思ったのは初めて
これまでの流れを
考えていくと
お役目を受け入れる前から
みっちゃんは
何事もすんなり受け入れ
否定もせず
萬里の話を
楽しそうに聞いてくれた
そんなみっちゃんは
いつも何かしらのきっかけを
与えてくれる存在だった
今回の事も
『何かのきっかけ』
H氏に詳しく聞いて
しっかりと身につけよう!