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歴史的豪雨へのお悔やみ

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玉です。

 

九州、中国、近畿などが豪雨に見舞われ、まだまだ予断を許さない状況です。

 

被害に遭われた方々やお亡くなりになった方々のご冥福とお悔やみの念いを込めて、一日も早い復興をお祈りします。

 

奇しくも朝倉市東峰村の豪雨から一年余り経った時期…。

 

今日と明日は復興応援イベントが開催予定でしたが、皮肉にも豪雨のために中止となったようです。

 

傷が癒えない当事者の皆様の、そのご心中や如何ばかりかと思うと、言葉もありません。

 

天災には逆らえず、只々、享受するだけなのでしょうか?

 

仏教では、「共業(ぐうごう)」という考えがあります。

 

それは、その時代、その国、その地域などに生まれることで、無条件に享受しなければならない「集団の宿命」みたいな意味です。

 

個人の業ではなく、集団の業だから共業というそうです。

 

確かに、それも何かの学びや修行なのかもしれない。

 

しかし、だから「黙って享受しなさい」とは言えませんよね。

 

歴史的にも、仏教徒や僧侶はそんな冷たいことは言わず、災害時には民を助け、共に苦しみ、共に乗り越えてきました。

 

スピ系の方で、たまに災害が起きると「天罰だ」という人がいます。

 

それは、「罪深い人間が神の怒りに触れた」といった発想でしょうが、私はあまり好きではありません。

 

そういう方に限って、自分や自分の家族が同じ目に遭ったら、「悪魔の仕業だ」と言います。

 

たとえ、同時代の同じ国に生きる人間が罪深い存在であっても、目の前で苦しんでいる人がいたら、迷わず助けることができる人間でありたいものですね。

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