*登場人物*
・萬里→主婦でお役目持ち。初めてだろうか?リアル生き霊にご対面。
・ちいさん→治療院の先生の奥様。イタコのように体に呼び寄せることができると言うが、状況読むとか空気読むとかできない。
やべぇぞ萬里、
生き霊の対応したことないし
旦那さん(生き霊)不機嫌な感じだし
これ彼女に伝えたら結構な衝撃だよな〜
とか色々考えつつ
生身の方での対処や対応を
相談女性と一緒に考えていた
萬里的判断としては
この女性には生き霊のことは言わないのがベスト
現実的に何をどう改善していくべきか
御言葉を元にアドバイスしつつ
女性の性格や思考から考えると
気持ちを落ち着けるには
どうすべきか分析してみたり
萬里は頭をフル回転させていた
と、その横で突然
ちい「お前は俺に黙って何やっとんだ!!
なんでこんなところに来た!!」
女性、萬里
「は???∑(゚Д゚)」
萬里「ちょっと、ちいさん!
何言い出したん?!」
ちい「あ、萬里ちゃんわかっとるよね?
今ここに中年男性がいるってこと。」
萬里「あ、うん。だけんちゅって
ちいさん、なんいいだしよんね?」
ちい「いや、私じゃないっちゃん。
この男性多分、女性の旦那さんやん。」
女性「え?何ですか?
なんなんですか?」
萬里「あ、いえ、女性さん、
この人の話聞かなくていいですからね。」
女性「旦那がいるってどういうことですか?!」
( ;´Д`)あぁ・・・
ちい「あなたの旦那さんが一緒についてきて
旦那さんの言葉を私が言わされてるんです。」
女性「どういうことなんですか?
萬里さん、この方なんなんですか?」
萬里「いや、ほんとに気に
しなくていいですから(^^;;
私とお話ししましょうよ。
私が言ってることだけ聞いてください。
この人(ちいさん)時々
何かが来て勝手にしゃべり出したりするんですよ。
旦那さんが言ってるとは限りませんから
気にしなくていいですよ!」
ちい「お前たちは、俺に隠れて何企んどるんや?
俺が何もわからんと思ったら大間違いやぞ!」
もう、なにぃ〜〜( ;´Д`)
女性「なんで初対面のあなたに
そんなこと言われないといけないんですか!!
一体なんなんですか!!」
ちい「あなたの旦那さんが言ってることなんで、
そういうことですよ。
いつもあなたを監視してるってことです。」
女性「あなた何様?!
私に旦那がついてるって言ってんですか?
気持ち悪い!ここはそういうこと
言うところなんですか?!
萬里さんもグルなんですか?!」
萬里「いや、グルとかそう言うのではなくて・・・」
( ;´Д`)( ;´Д`)( ;´Д`)
女性「もういいです!こんなこと言われるとは
思ってもいなかったです!!!
もう二度ときません!
はい、お代はこれでいいんでしょ!」
封筒を手渡され
怒りまくって帰って行った・・・
萬里「もう!ちいさん!
なんであんなこと言うと?!」
ちい「いや、本当のことやし、
私が言ったんじゃなくて
旦那さんが言ったことやけん。
別にいいやん?」
萬里「は?あの女性はちいさんに
会いにきたんじゃなかろうが?!
怒って帰らせたりとかありえんやろ!」
ちい「旦那さんが伝えたかったことやけん
私の体使って話しただけやろ?
必要なことやん?」
( *`ω´)
謝りもせん
自分がしたことは間違ってないと?
萬里、これまで相談に来た人を
怒らせて帰したことなんかないから
女性に申し訳なくて
すごく気持ち悪くて
ちいさんにめっちゃ腹立って
女性に謝罪のメールをしたけど
「もう二度と会いたくないので
連絡してこないでください」って
(T ^ T)