*登場人物*
・萬里→主婦でお役目持ち。自分に前世が見えていたことに気付き、見ることにどんな意味があるのかを知った。
・H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)淡々とおかしな話をする、自称萬里の下僕。
萬里「K美の
今世での行いを
見てきた限り
男に対する執着心は
ハンパじゃなかったです。
女郎だとすると
今世の行動は
そこから何か持ち越してるって
ことですよね?」
H氏「そうですね~。」
萬里「でもですよ!
伝える必要が
あるとしても
本人に言うとしたら
『武士でしたよ!』
『貴族でしたよ!』
『巫女さんでしたよ!』
と同じように
『女郎でしたよ!』
とか普通に言えないですよね?!
H氏「そこは~
物は言いようですよ!」
萬里「え~!
女郎は女郎でしょ?」
H氏「ほら、
色々あるじゃないですか~
遊女とか花魁とか、
そっちの方が
聞こえはいいでしょ?」
萬里「ん~、
そんな高級な感じでは
なかったですけど~。
ソフトにカバーした
言い方でもいいんですね?」
H氏「必ず
ストレートに伝える必要が
あるわけではないです。
例えば前世で自殺した方は
今世も同じ年の頃に
同じような方向(状況)に
向かいます。
だけど、今
目の前にいる人に
『あなた自殺しますよ!』
とは言えません。
転生のたびに
自殺を止めることが
できなかった
イコールその人の課題は
『自殺しないこと』
なので、私達がやるべきことは
そうならないように
課題をこなせるよう
導くということです。」
萬里「ん~、課題かぁ。
映像から伝えるべき課題を
拾うってのが難しい・・・。
まぁ、K美に関しては
今後関わるつもりもないので
伝える機会もないですけど。
それにアイツの場合
花魁なんか言うたら
逆に喜びそうだし。
言う価値もないけど
K美の映像から意味するものを
なんとなく解釈する
練習とします。」
前世とか興味本位でしか
考えてなかったけど
なかなか重たい意味があったんだな
と思った出来事。
やっぱりお役目多すぎると
感じる今日この頃・・・
(。-_-。)