4月27日(土)夜のお食事交流会(という名の飲み会)in居酒屋楽園久留米

★参加費¥5,000 ★開催時間19:30~★定員まで残り3名(事前のお申込み必須です)
★会場『居酒屋 楽園 久留米』福岡県久留米市東町33-9 鷲崎ビル1F 西鉄久留米駅より徒歩3分一番街アーケード入り口を左へすぐ

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【第四の人生】99の章:現実で苦痛を感じる頻度が多い、何かがおかしい

【第四の人生】
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*登場人物*

・萬里→祈祷師ですが、現実の生活を優先することにしてバイト始めました。

・あやぱん→現在萬屋事務局メンバー。萬里が普通の人から目覚めて今に至るまでずっと見守ってきた友人。萬里歴史の目撃者とも言える。

・理妃ちゃん→萬里のお仲間。家庭ありで現実の仕事を隠れ蓑にして、ひっそり活動中。能力は超一流。霊担当は主に『母子』

・ルーちゃん→萬里が働き始めた飲食店の社員さん。紅一点

 

 

最初は手伝い程度のバイトだったけど、もう本格的に毎日行かないと生活は立ちゆかない。

身体は毎日キツイのに、普通の睡眠は取れない、頭も回らんし、だけど餃子を包むのは、気を張らなくてもできるから裏方でひたすらこれだけやってたい。

 

でも、今までなら何も考えずともやれてたはずのことが出来なくなっている。

萬里はそれほどまでに疲れてるのだろうか?

ホントのところ家事も二度手間、三度手間になるくらい失敗が多くて、自分で自分に腹が立っていた。

今までならすんなりと答えの出ていたことが、全く分からなくなっている。

 

人手が足りなくてホールに出される時も、人の顔を見て接客することが苦痛に感じる。

萬里はずっと客商売してきた、いつも接客は楽しいはずだったのに、こんな苦痛は今まで感じたことなかった。

 

ルーちゃん「萬里さん、大丈夫ですか?」

 

よく声をかけてくれる。ルーちゃんには萬里が無理してるように見えるのだろうか?

 

萬里「最近、胃がキリキリ痛むんよね。でも、ここでラーメンは普通に食べてるし、大丈夫やと思う!」

 

そういえば仕事帰りに薬局寄ってることが多くなったな。

最初効いてた薬も徐々に効かなくなるから、次々と取っ替え引っ替え何かしらの薬を飲んでしのいでる。

病院へ行く時間もお金ももったいなく感じる。

 

いつからだろうか、何を食べても味がしなくなった。

何を食べてるのかは目で見てわかる、けど口に入れても知ってるはずの味がしない。

『味わえない』って感覚、食べること自体が楽しくないから、もう食べなくてもいいかなって思う。

 

自宅の食卓は、ほぼ娘との会話だけで殺伐とした感じだから、楽しめてないだけなのかもしれない。

 

だってバイト先ではみんなと一緒で楽しいから、食べること自体が楽しく感じるし、味はよく分からないけど腹は膨らむから、この一食だけでも十分な気がする。

 

そのうち、晩御飯は家族に食べさせるだけのもの、晩御飯を作るのが萬里の仕事、それだけの作業になった。

 

それでも生きてるし、仕事にも行けてるから大丈夫。

 

その頃、あやぱんは平日休みの時がちょいちょいあったから、よく一緒に出かけてた。

日曜は家族が居て動けない萬里がゆっくりと自分の時間を取れるのはこの時くらい、バイトは調整がきくからその点は良かった。

 

愚痴を聞いてくれるだけでなく、なんとなく弱ってて力も出ない萬里の介護みたいな感じで、日常のことを少しサポートしてくれてる。

あやぱんは必要以上の言葉はかけない、ただ聞いてくれて寄り添ってくれる感じで心地良い。

 

あやぱんとお出かけ後、もう帰宅しなければいけない・・・と憂鬱な気分になりながら、買い物をして帰ろうと思いスーパーに寄った。

 

すると向こうの方から、すごい勢いで駆け寄って来たのは理妃ちゃんだった。

普段からメールとかはマメにしてるから、萬里の最近の動向は把握してるけど、顔を合わせるのはわりと久しぶり。

 

萬里「わー!久しぶりやね〜。」

 

理妃「萬里ちゃん!自分の状態分かってる?すぐに病院行ってきて!!」

 

萬里「は?なんで?多少胃が痛いとかはあるけど、病院行くほどではないよ。」

 

理妃「あやぱんも気付いてるよね?いつもの萬里ちゃんじゃないよね?絶対おかしいけん!」

 

萬里「ちょっとちょっと、別にいつもと同じよ。調子悪いのもいつものことやし、そんな大げさに病院行くとか、嘔吐下痢でもないかぎり行かないよ?」

 

理妃「じゃ、萬里ちゃん、最近体重計乗った?」

 

萬里「乗ってない。そんな気にならんし。」

 

理妃「体重測ってみて!もう目が普通じゃないし、見てすぐ分かるくらい痩せてる!体重減ってたら信じてすぐ病院行って!」

 

萬里「いや、ちょっ、なんの病院?体重減ったくらいで病院とか・・・。」

 

理妃「心療内科とか精神科とか。」

 

萬里「え?萬里が?!」

 

理妃「もし、本当に疑いすらしてないなら、それこそ本当に病気やけんね!絶対行って!

大変なのは聞いとったけど、そこまで追い詰められてるとは・・・見てられん姿よ。もう今日は全部買い物代私が出すけん、食べれそうな物なんでも買って!ご飯いっぱい食べて、子供達にも食べさせて!」

 

萬里「いや、それは悪い・・・。すぐ病院行くかどうか分からんし。大丈夫よ。」

 

理妃「大丈夫。が一番危ない!私これでも一応そういう大学出て精神疾患の人見てきたけんね。病院行って何もなかったらそれでもいいけん、とにかく行って!」

 

萬里「分かった、分かった。」

 

大量に買い物してもらっっちゃった(・_・;

 

萬里「ねぇ、あやぱん。萬里ホントにそんなに見た目おかしい?」

 

あやぱん「おかしいっていうか、すごく痩せてるし、目も虚ろではあるよ。いつも見てた元気な萬里ちゃんじゃないのは確か。」

 

萬里「ホントに病気やと思う?病院行ったほうがいいと思う?確かに前みたいに頭も回らんし、思うように動けてないってのはあるけど、そんな病院行くほどのことやろか?」

 

あやぱん「うん、行ってみたら?何もなければそれでいいし。何かあれば治療していく方がいいとは思う。いつもの萬里ちゃんに戻れるならその方がいいと思う。一人で行くのが嫌なら連れて行ってあげるし。」

 

萬里「そうか・・・うん、分かった。ちょっと考えてみる。」

 

帰宅後、すごく考えた。考えても回らない頭。

これほど融通が利かない自分の状態はたしかに生まれて初めてかもしれない。

 

ひとまず、ネットで『うつ診断』を片っ端からやってみた。

どのサイトも何度やっても結果は『うつ』確定。

鬱の結果にならないように裏をかいたつもりの答えを入力してる、何度やっても、次の日やっても、また次の日やっても診断は『うつ』と出る。

 

信じられない・・・。

萬里が鬱になんかなるはずない。だって萬里はみんなの相談を聞く側なのに、みんなの力になる側なのに、みんなの前では元気にしてられるし、そんなはずがあるわけない。

 

結果を見て否定的に思えば思うほど、自分のメンタルが持ちこたえられなくなっていく。

でも、萬里に落ち込んだりしてる暇はない。絶対何かの間違いやと思う。

 ♪いつも読んでいただきありがとうございます♬
フムフム、そんなこともあるんだ〜!まぁ、なんやわからんけど頑張ってくれたまえ!!

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