あの世の小窓座談会/死後の世界とこの世の生き方

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【第五の人生】10の章:人間は心触れ合ってなんぼ。結局人を救うのは、人のあったかい心

【第五の人生】
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〜萬里は祈祷師シリーズはノンフィクションですが、第五の人生7年以上前の話から始まっています〜

*登場人物*

  • 萬里→祈祷師ですが、生活のためにバイトに行ってます。ついに、鬱から双極性障害と診断受けて心療内科へ通院中。ストレスを排除したくて、離婚を決意し子供を連れて家出しました。
  • マッチョくん→萬里が働いてるお店の社長。実は異業種交流会的なパーティーで知り合ったら、友達の友達だったという。
  • 菓子店社長→マッチョくんのお店の並びにある、地域でも人気の有名菓子店の社長。

 

萬里はただいま霊査中

この菓子店の地中深くに埋まっている女性は、わかりやすく俗的に言えば『地縛霊』の部類になる。

 

地縛霊も浮遊霊も、イメージとしてはみんなが怖がるような存在だと思うけど、実際はどれも世間が思うような悪いものではない。

ただ、想い残しがあり、それを誰かに聞いてほしい、知ってほしい、叶えてほしい、そして供養してほしい、と願って存在をアピールしているだけ。

 

今目の前にいる女性の霊は、

なんだか悲しげで、誰かを恨むような強い怨念のようなものは感じられない。

 

生前の様子を伺うに、誰かをもしくは世間を強く恨んでいてもしょうがないくらい、虐げられていた様子しか視えず、希望も何もなく絶望的な日々、とても幸せだったとは言い難い。

 

すごく心が優しい人なのに、それがゆえ誰にも口答えも反抗も抗議すらできず、ただ耐えていたんだろう。

だからまるで物であるかのように、人として尊重されず、好き勝手に粗末な扱いを受けていたのかもしれない。

 

もしかすると、お腹の子も望んでできた子ではないかもしれない、それでも「子供に罪はない。」と大事にしている様子が窺える。

 

萬里に視えた限りの経緯を、マッチョ君と菓子店社長に一通り話した。

 

でも、霊の望みというか、想い残しが一向に掴めない。

 

そうなると、萬里は強制的に天へ還すという手段を取らなければならなくなる。

大きく被害がある訳ではないけど、実際、菓子店の作業場や在庫の材料には支障が出ているからね。

 

だけど、人の命に関わるような悪霊でもないし、自己主張ばかりする、融通効かないわがままな霊というわけではないので、できる限り穏便に自主的に天に還ってほしいな〜とは思う。

 

う〜ん・・・。

 

みんなで策を練っていると、奥の方のパティシエさんから、菓子店社長は呼び出されて一旦姿を消した。

 

何やら、パティシエさんと喋りながら戻ってきた菓子店社長

菓子店社長「萬里ちゃ〜ん、お腹空いてない?今、スタッフで食べる用に、おにぎりをたくさん作ったそうだから、一緒に食べていかんね?」

 

萬里「え?ケーキ屋さんなのに大量の「おにぎり」作る時なんかがあるんですね?!私はさっき食べたばかりなので、お腹いっぱいなんですけど💦」

 

菓子店社長「そうだそうだ、その霊の女性もひもじい思いしてたかもしれんもんね。おにぎり2〜3個お供えしてあげとって!」

 

社長がスタッフさんに指示を出し、小皿におにぎりを取り分け、例の作業場にお供えした途端に、その女性の霊がスッと天に昇って行った。

 

萬里「はっ!!!( ゚д゚)」

 

マッチョ君・菓子店社長「なになに?!萬里ちゃんどうしたと?」

 

萬里「今、社長がおにぎりお供えした途端に、成仏しちゃった!!」

 

マッチョ君「えええ?今?」

 

萬里「今。言葉残して行ったよ。」

 

菓子店社長「あら、成仏しなさったならよかった〜。なんて言うてあった?」

 

萬里「社長に対して言ってる言葉みたい。

『人の優しさに触れることは、もう叶わないと思うとりました。あなた様の御慈悲に感謝いたします。』って、言われてたよ。」

 

菓子店社長「ああ〜、よかったよかった!いえいえ、私はそんな御慈悲と言われるようなたいそうな意識はない、ただお腹空いてたやろうな〜と思っただけやけん。」

 

萬里「でも、今の社長の行動に感動して喜んで、想い残しが晴れたんだから、社長の好意で供養したんですよ。すごいです!!私も初めてのパターンでびっくりしてます。笑」

 

マッチョ君「今ので成仏できたってことは、もう機械の不具合とかは起こらないってこと?」

萬里「うん、彼女が地中にいたことで、その上に当たる場所の流れが狂ってた。今も地中にいることは変わりないけど、そこでくすぶってた「想い残し」は浄化されてなくなったから、もう問題は起こらないと思うよ。

一応、その場所にしばらくお供えと「お塩」を守る習慣を続けて、機械や真空パックの様子を観察してみてくださいね。」

 

菓子店社長「萬里ちゃん、ありがとう〜!!」

 

それから、数日後

マッチョ君伝いで聞く限り、もう真空パックに空気が入ることもなく、シールの機械もいつも通りに稼働しているそうだ。

 

また数日して、お茶に誘われテラスへ行った時、菓子店社長からふと思い出したという話を聞いた。

 

菓子店社長「そういえば、定期的に子供連れで来られるお客さんがおるんやけどね、その親子はいつもテラスじゃなくて、店内の席に座るんよ。

空いてればいつもそこの同じ席なんやけどね。

そこに座ると、その子供さんがいつも同じ方向を見て、手を振ったり、話しかけたりしてて不思議に思ってたって。」

 

萬里「小さい子供って、大人に見えないものが見えてたりしますもんね。」

 

菓子店社長「それがね、萬里ちゃんに来てもらって供養してから後にも来られて、その子供さんが「いつもここに居た、お姉ちゃんがいなくなった」って、心配して言っててね( ̄▽ ̄;)」

 

萬里「いつも同じ場所見てたんですよね?」

 

菓子店社長「そうこのカフェスペースのあの場所。」

 

カフェの中からは見えない場所なんだけど、指差すのは、方向的に作業場の方。

カフェ内の何もない空間、壁なんだけど、その子供の見た映像を追体験してみると、たしかにあの女性が立っている。

 

子供は無邪気に愛嬌を振りまいていただろうと思われる、嫌悪や憎悪のような、悪意が1ミリもないその笑顔に、彼女はそのひとときに癒やされていたのかもしれない。

 

それを見た時、ちょいちょいこちらへは来ていたのに、なんで気付いてあげられなかったんだろう・・・と、ちょっと申し訳なくも思った。

 

萬里「社長、たしかに子供さんが来た時だけ、そこに姿を表してたみたいです。

大人みたいに裏表がなくて、悪意も持たない子供が唯一自分に気付いてくれた。それが嬉しくて佇んでいたみたい。

ま、最終的に大人の施しに感動したんですけどね。気付いてあげるのに時間かかってしまった感じでした。なんか申し訳ないです💦」

 

菓子店社長「じゃあ、やっぱり子供さんには埋まってた女性が見えてたんやね〜。ほらココお店なもんだから、そのお母さんが気を遣って「失礼なこと言ってすいません」って気にしてあったからね。」

 

萬里「そうよね〜、霊がいるカフェとか良い噂にはならんしね( ̄▽ ̄;)

今度お会いしたら、その子供さんに「ここに居たお姉ちゃんが、遊んでくれてありがとう。」って言ってたよ!って伝えてあげてください。」

 

菓子店社長「そうやね!ほんとに良かったよ、少しでも力になれたなら。」

 

萬里「恩を感じてたし、感謝してらしたから、商売繁盛にも一役買ってくれるかもしれんですね

(*´∀`)」

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