玉です(^-^)
明日、仕事絡みですが、朝倉市の安長寺さんで早朝座禅に参加します。
ドラッカー、ジョブズ、松下幸之助、イチローなど、「禅」に傾倒した一流のキーパーソンはたくさんいます。
禅とはそもそも、サンスクリットの「ディヤーナ」の音写「禅那」から「禅」だけを取った言葉で、漢字自体には何の意味もありません。
禅には、精神統一とか、思惟とか、瞑想とか、いろいろな定義があり、宗派や学者によって説は様々です。
しかし、はっきりと言えるのは、仏教の開祖である釈迦を信じる心が無ければ、単なる「あぐら」か「足の鍛錬」でしかないということです。
座るだけなら動物でもできるし、むしろ動物の方がうまく座ります。
自己欺瞞、自己保身、自己顕示、虚栄心…云々。
欲望にまみれた自分と対峙し、
「如何なるか是、本来の自己」
を、徹底して追求する。
禅を組んだあと、臨済宗では「五体投地」という最高位の礼拝をします。
身を投げ出し、額を畳にこすりつけ、起き上がり、礼拝する。
これを3回繰り返します。
以前、禅をかじった時、釈迦座像の前にひれ伏し、額を畳にこすりつけた瞬間、なぜか涙が溢れました。
それは単に、「反省」とか「懺悔」という類の言葉に矮小化されるような感覚ではありません。
まだ言葉にはできませんが、もっと奥深い感覚です。
最近は、マインドフルネスと称し瞑想流行りです(^-^)
ぜひ、その意義が広がってほしいものです。